一曲

GARNET CROW, 春待つ花のように

THE TWILIGHT VALLEY

THE TWILIGHT VALLEY

有言実行は最低ラインってことで
落ち着いてきたところでガーネットの全アルバム紹介に戻ります
・・・というよりこのアルバムをどう言葉で形容しようかって
ずっと考えて探していたんだけど


実際、去年に超衝撃アルバムSTAYが出るまでは
このTHE TWILIGHT VALLEYが段トツでガーネット最高アルバムだと思ってたし
このアルバムを超えるものはもう作れないんじゃないのかと思ってた


まあとにかく暗いw
オルタナシーンならともかくJPOPのど真ん中で
これだけ影と喪失に満ちたアルバムをリリースできたってのがまずすごい


中村嬢の千切れそうなハイトーンが永遠という苦痛を唄う「Anywhere」
ガーネット流オルタナとも言うべき
荒いギターとアナログなリズムが哀しいほど鮮やかな「向日葵の色」
そしてこの「春待つ花のように」では
‘深い悲しみはしあわせを糧に育つ’とトラウマになりそうなレベルで
ガーネットの神髄ともいうべき無常を切々と詞にする


この頃のシングルってインパクトが弱いものが多かったのだけど
アルバムの流れの中では見事に役割を果たしてるってのも大きい


当時はそんなシングル、アルバム共に売り上げは思わしくなったって記憶があるのだけど
このアルバムは他のファンにはどう受け止められているんだろうか?




関係あるようでない話だけど
昨日対バンさせていただいたメジャーのバンドは
このガーネットと同じ系列のレーベルの所属の方々だった
いっぱいスタッフいたなー


そもそもこのレーベル自体に個人的に不信感が強いのだけど(失礼)
まあガーネットのように内容勝負のアーティストもいれば・・・って感じですかね
好き好きだとは思うので
別に批判するわけじゃないですが