一曲

GARNET CROW, この手を伸ばせば

Locks(初回限定盤A)(DVD付) CD+DVD, Limited Edition

Locks(初回限定盤A)(DVD付) CD+DVD, Limited Edition

これを書く前にさっき日記内検索したのだけど・・・
この前の作品について書いたのが一年以上前でビビッた
光陰矢の如し過ぎ


ここまで空いたのにはいろんな理由があるのだけど
その中の一つに、この「LOCKS」が実に語りづらい作品だってのがある


「涙のイエスタデー」を始めするこの作品に収録されているシングル群は
紛れもなく名曲揃い
これはシングルで微妙な曲を連発するガーネットでは珍しいことで
A面だけで判断するならキャリア史上全盛期だったようにも感じる


それ故に過度に期待を持ち込みすぎたのか・・・アルバムとなったこの作品には正直ガッカリした
いかんせんシングル曲以外の曲が弱すぎる
これはB面やアルバム曲でこそ真価を発揮すると有名なガーネットには珍しいことでw
「Mr. Holiday」以外の曲は今でも思い入れが少ない


実際は前作のTWILIGHT〜のドープさと
このアルバムの蒼さのギャップってのも大きいとは思うんだけど
(次作でまた半端ない深度まで潜るしなw)




そうしていただいた微妙な心地で
自分は当時ガーネットからどんどん離れつつあった


まさかこの後、リスナー人生に殿堂入りすることになる傑作アルバムを繰り出してくるとは
夢にも思ってなかったな・・・




これを書くにあたってこの作品を聴き返していたんだけど
「この手を伸ばせば」は本当にすごい曲だな



「この手を伸ばせば
やがて来る明日を汚してしまうから
もうゆきましょう
春、名残り日」 



AZUKI七嬢は人の別れという表情を描く天才だと思う