一曲

GARNET CROW, STAY

STAY~夜明けのSoul~(初回限定盤A)(DVD付)

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先に言っておくと
自分はこの作品がガーネット史上最高傑作だと思ってる


収録されるシングルがなぜかほぼスローなナンバー続きで
アルバムになったらこれはどうなのかと思っていたど
そこにさらにスローとシャドーを書き込むというガーネット観全開でw
耽美な流れと、どこまでも透き通るほどの深みを湛えた作品になっています


言ってしまえば実に暗い・・・
最高傑作とは言ってみてもガーネット初心者にはちょっと勧められないかな


Doing〜やFall in〜などのアップテンポな曲もあるんだけど
Doing〜は哀愁故のアンセムだと思うし
Fall in〜に至っては「ぶっとんじゃって」とか唄ってるのに不思議なほど泣ける
「笑ってまた会えるその日はもうきっと待っている」の一行での
別れの寂しさや望みありきだからだろうけど
「ぶっとんじゃって」って唄って人を泣かせられるのはガーネットくらいだよ全くw




最近ずっと作曲に打ち込んでて思うのは
レゾナンスの曲はガーネットからの影響が強いなってこと
皮肉なことにガーネットがメジャーじゃないから突っ込まれないだけでw
おそらくレゾに鍵盤とストリングスが入るとかなり露になると思う


実際ガーネットのシングルはほとんど弾き語れるくらいカヴァーして学ばせていただいたし
(千以上の〜はライブでもカヴァーしたし)
作詞人として七さんリスペクトはもうずっと、遥か昔から公言してるからね



「嵐がすべてを奪わずに通りすぎる
いっそ今は何もいらないのに
うたかたの愛に惑う残された心ひとつ
かれないように抱きしめている」


熱も悲しみも
振り切れないニュアンスこそが人間らしい
幸せに混じる悲しみも、哀しみに混じる光も・・・
それを言葉へとできるのは彼女だけだから