スピリット

定期的に魂が揺れる時期が来る
「自分は何をやってるのか」と


答えは簡単
「今やってることが全て」



幸せとは本質が叶ったり満たされる時以外にも
生まれたり顔を覗かせる感情


日常のあらゆることが楽しかったり
腰掛けみたいな今を自分の居場所のように感じる度に
正直、同じくらい戸惑ってきた



最近とても仲の良い友人が
「死にたくなるから呑み会には行きたくない」と話しているのを聞いて
何だかいろいろ思い出した


大学の呑み会帰りにやりきれなくなって携帯を投げ捨てたり
もう嫌だと呑みの誘いを断って家で寝逃げしたり
意味深のようでほとんどわけもなく独りで泣いたり
彼女にわけのわからんやつだと見捨てられたり
(いや、わけわからんねよそりゃ)
マズい方向に思春期炸裂みたいなことをやってたんだけど



でも、あの時初めてニルヴァーナを聴いた時の衝撃は
衝撃だけは、本当に忘れられない


世界はこの方向にも突き抜けていると
音楽なら見えない壁を突破出来ると
・・・こんな自分に、リアルとか充実とかいう単純なウンコ以上の
奇跡のような感情を与えてくれると


嘘みたいな話だけど、自分はスメルズ〜を初めて聴いた時
涙を流しましたからね・・・嘘みたいな話だけど(笑)



何が良いとか悪いとか、是非の話じゃない


呑み会で死にたかった人間の旅の結論が
「呑み会楽しい」に為り得なかったってだけの話
チャラい同級生を嫌悪していた感情が
大勢の誰かと旅行いけるって行事でそれこそチャラになるほど
インスタントなものではなかったってだけの話



時期的に呑みとか旅行の誘いとか機会が多くて
その度にナーバスにならざるを得なかった
それに対する答えはいつでも
自分の魂の選択になってしまう


すみません



逆境よりも幸せにこそ人は試されるのか