衛星ソーダ

山崎ナオコーラ, 指先からソーダ

指先からソーダ (河出文庫)

指先からソーダ (河出文庫)

自分の尊敬する指原先生がこんなことを言っていた
「自分が凄いと思った人とは絶対同じ土俵に立つな」と



山崎先生のエッセイを初めて読んだ時、正直
「何て衛星航路臭いんだ(笑)」と思った
いや・・・逆に衛星航路が完全にフォロワっている
(時系列的にね)


ジャンルも手法もかなり近いものがあるというか


もうとっくに同じ土俵に立っていて
簡単に場外に投げ飛ばされて敗戦も決まっていて
でも、このくらい負けると清清しいなあ!とすら思ってる


従えと言われたら靴でもなめたいくらい
勝者から学び味わい得たい敗者の心地で
この本はよく読み返します



些細な出来事が、一つ思い付きが
毎日に少し引っかかる
それがエッセイの2ページや
ブログの1日分になる


一冊通して、人生懸けてそんなものを集め続けられたら
リア充以外の何物でもない


意識の高い、リア充