空の下で

乾ききった空気と音もなく変わる日常
クールを気取るまでもなく静かに終わるのか
擦り切れた怒りとくたびれた切望が
僕を大人に変えるその時は来る


壊れそうな古いギターのノイズが
泣き場所を探してたみたいに
忘れたはずの歪んだ想いが
今も叫びたいままでも


永遠は風の中 約束の羽が散る
言葉は全て刹那に消えて孤独でも
手がかりも何もないその不確かさだけが
僕に未来を告げる
突き抜ける高い空の下で


足音も立てない猫が自分の為じゃない街を出る
誰も知らない抜け道を潜りながら
選ばれた全ての星が朝の陽に焼き尽くされ
月だけが青く澄んだ夢の後で


宇宙が透けて見える無限の
どこにでも行けるはずのここから
乾いた喉が干からびる日まで
歩みを止めることなく


たくさんのさよならと少し優しい思い出と
遠く離れる時間の中で孤独でも
沈黙のその先に耳を澄まし続けてる
何もない君がいる
それだけで答えはゼロじゃない


永遠は風の中 約束の羽が散る
言葉は全て刹那に消えて孤独でも
手がかりも何もないその不確かさだけを
僕は未来に変える
今もまだ空を見上げてる


たくさんのさよならと少し優しい思い出と
遠く離れる時間の中で孤独でも
沈黙のその先に今も耳を澄ましてる
どこまでも行けるような
突き抜ける高い空の下で


乾ききった空気と音もなく変わる日常
クールを気取ってみよう
何も終わっちゃいない