一作

東野圭吾, 秘密

秘密 (文春文庫)

秘密 (文春文庫)

バス事故にあった母親と小学校5年の娘
母親は亡くなり娘は意識を取り戻したのが
そこに宿っていたのは母の意識だった・・・


広末嬢が出演の映画で有名なのかな
すごくおもしろかった



途中の「おいおい、そりゃないぜ」って展開が
まさか最後のどんでん返しに繋がっているとは・・・
夢にも思わんかったや
運命にも奇跡にも頼らない感動を描けるってすごいなと


あと彼の描く人間の醜さみたいなものが
生々しすぎて・・・人間的過ぎて
素晴らしい意味で不快


穢れだろうと純粋だろうと
想いは狂気に変わり得るのだと