うちの会社は全国に数百の店舗を持つ大企業なのだけど、その大企業を統べる新社長が僕が働く店に来店されるとのことで大騒ぎだった。
本部から部長から課長まで駆け付けてお客様が商品を選んでるのを押し退けながら店中を掃除し始めておいおい優先順位優先順位と思ったけど、お客様が神様なら社長は界王神…いや、最終形態の魔人ブウみたいなもんなんだろう。
高い意識でも意欲でもなく畏れこそが人を本当に動かしている様は織田信長の再来を思わせた。
誰かに触れてはただれた掌
夜の冷たさにそっと浸してく
無機質な街のシンプルな地図に彷徨う
眠らない羊のように虚ろに夢を数えて
ゆらゆれる波に浮かんで沈めない意識のままで
僕はどこまで行けるのだろう
愛も希望も頼りにしないで
寂しさで出来たメッキが剥がれて
誰かを求めた嘘がバレていく
下卑た雑踏の温もりの中で叫ぶ
透明な言葉のように僕こそ何でもないのに
とめどない雨に打たれて流れない穢れのような
感情で心を守っていれば
ずっと独りでいられるのかな
そこまで酷くないハウスダストのアレルギーを持っているので埃っぽい所にいると目が痒くなったりくしゃみが止まらなくなる。最近ちょっと忙しくて家の掃除ができていなかったら、くしゃみが6連発くらい出てどうやら肋骨が折れてしまったっぽい。
前にも風邪で咳が止まらなくて折れてしまったりしていたのでまあそういうこともあるわなって感じなのだけど、当たり前に痛いことは痛い。
日課で30分くらいやっている筋トレも流石に痛くて数日間休んでしまっている。
鍛え続けられている筋肉は鍛えられていた時の記憶が蓄積されていて、いざトレーニングを再開した時に元に戻るスピードが早いらしく、それをマッスルメモリーというんだけど、僕の筋肉はどれだけあの日々を覚えていてくれるんだろうか。
救いの必要のない時代の
救世主みたいな居心地の悪さが
僕らの中の焦りに変わる
役割だらけのクラクションに責められ
どこへ行くんだ風任せの
使命がずっと何も選べないまま
ぶら下がってる君の中の
どこへでも行ける無重力で
空っぽの掌と詰め込み過ぎた心で
アンバランスの先に倒れ込めばいい
世界の果ての
誰もが知らない僕らだけの中心で
潰れた靴で踵を鳴らそうズレてるリズムで
小さなパレードで
時代遅れの流行りものを
集めて作った過去形の光で
未来さえ追い越して
どこまでも行こうジェットの限り
諦めた夢じゃなく微かに残る希望で
僕たちの今はまだ温かい
時計仕掛けの
街から外れた歯車みたいに踊ろう
転がる先がどこであろうともそこが僕たちの
小さなパレードさ
僕はアコースティックギターのスラム奏法使いだけど、自分のスラム奏法はユーチューブでスラム奏法解説をしてくれてるスラム奏者(当時はユーチューバーなんて言葉はなかった)の動画からほとんど学んでいて、勝手に師と仰いでいるし、お会いできた時にもそのことを伝えることが出来た。師匠!
そんな師匠が同棲していた恋人に別れられ、これからは広い家に一人で住むことになるとのこと。え…スラム奏法を極めた者がフラれることってあるの?
ロマンチストとは思ってないけど、何というか自力で超次元まで突き抜けた先では何もかもが叶えられると思ってた自分にはかなりの衝撃だった。
え…スラム奏法を極めた者がフラれることってあるのかい??
パームをもっと響かせればよかったのか、スネアをもっと強く打てば何かが変わっていたのか。
何かを求めるなら何かを捨てなきゃいけない。変化を望むなら今の安定を捨てなければいけない。怖いのは当たり前。でもそれが醍醐味なんですよ…久しぶりのこの感じにゾクゾクしちゃう。
これこれ。これを繰り返しておれはおれになってきたんやろ。人生怖くてなんぼ。
仕事の強い波が一区切りついて明日からしばらく一日おきに休みのシフトが続くので、取り掛かっている曲作りをとりあえず完了させたい。
新バンドの曲なんだけど、メンバーにこんな感じのスタイルでやりたいってプレゼンしてたのと結構違う方向にいってしまったのだけど大丈夫だろうか…曲の持つ力を信じるっきゃないな。
とりあえず仮眠してゴミ出しするところからスタート。