Vanishing Point

Vanishing Point

Vanishing Point

他人から悪意なくされた何気ない行為に怒りを感じる時がある。
自分だってここに存在しているだけで誰かを不快にしているのかもしれない。他人に特に何かをした覚えはないけど、自分の日常の行動全てに落ち度がないとは言い切れない。


発症したアレルギーは自分がまいた種、植えた苗が育って発した花粉によるものなのかもしれない。叩いた布団から舞った埃によるものなのかもしれない。


一方的に何かのせい誰かのせいなんて言い切れるはずがない。そして自分のせいだけでもない。死ぬまで抱え続けろ。

loveless lovemaking

MOTHER

MOTHER

同性愛の方々への発言や災害への対応など、何か事案が起きた時に脊髄反射的に政治的な責任から問う人って想像力がPCエンジンくらいしかないのだろうか。
社会を変えたい義憤に駆られてるのはわかるけど、苦しんだり助けを待ってる個人が蔑ろにされてるから問題になっているのであって、まずそこに行動と考えと目を向けられないのならやりたいのは政治ゲームかなという気持ちにしかなれない。PCエンジンレベルの。



ルナシーのスギゾーさんが被災地でボランティアを行っている様子をツイートしていた。
何だかいろいろ抱えすぎ考えすぎ信じすぎで宇宙的によくわからない人だけど、溢れんばかりのそれを行動として世に提示していこうとするポリシーは本当に素晴らしい。今まで見えないところでももっとやってきたんだろう。あの人のことだから。


影響を受けてじゃあ僕も!とはなかなか難しくても、でも未だ助けを待っている人がいると改めて感じることで何か出来ることを・・・例えば募金だけでもと小さな行動を繋いでいくことはできる。


人のため自分の為にが世の為になることが、最後には政治的であるということじゃないのか。

I’ve been too honest with myself I should have lied like everybody else.

Holy Bible - England

Holy Bible - England

誰も信じているのは存在が不確かな神でも、存在が偽りの尊師でもなくて変われるはずの自分や明日や今だったのか。


「麻原や一部の人たちは悪人だと思うけど末端の人たちは純粋な人たちで真面目に修行していた。社会から逸れてしまった者同士、みんなのことが大好きだった」と語っていた信者や、なぜ悪いことだとわかっていてサリンを使ったのかと聞かれ、「あらゆる批判を受け、尊師の心が限界だったから」と語っていた実行犯の言葉を見て、クソみたいな神やバカみたいな教えに単純に踊らされていたってだけの話だったのならどれだけマシだったのかと思った。


追い詰められた人間は人間らしさにショートする。それは社会には害でしかなくて、どこまでも歪にしか見えない。

冷血なりせば

UROBOROS[Remastered&Expanded]

UROBOROS[Remastered&Expanded]

長いこと一緒に働いている職場の上司が苦手と言うか合わないというか・・・要するに嫌いなんだが、悪い人ではない。
悪い人ではないけど仕事や人付き合いの部分で無神経な行いが多すぎて腹が立つことが多い。悪意がなければ何をやっていいってものでもないとつくづく思い知る。


どんな悪人にも無神経マンにも家族や大切な人がいるからみたいな綺麗事ルートではもうこの気持ちは収まらないので、すこぶる腹が立った時には上司が時々話してくれる家族に虐げられてるエピソードを思い出して、「まあ・・・かわいそうな人だから」と同情のリフレインでその気持ちを和らげることにしている。


今までで一番好きだったエピソードは、激務な残業を終えて深夜に家に帰ったら自分の分のご飯が作ってなかったので、カップそばを作って食べていたら啜る音がうるさいとブチギレられたって話だったのだけど、家に帰ったら家族が犬を飼っていたって最新の話もなかなかの酷さで好き。


明日も仲良く働こう。

渦はただ中心へ

破壊的イノベーション

破壊的イノベーション

人の不幸を願う感性は持ち合わせていないが、悲しみを乗り越えたから今があるんだよね的な美談に惹かれがちな心はもはや同罪なんだろう。

帽子でハッと

Colma

Colma

仕事の休憩中に外して置いておいた帽子とエプロンが行方不明になってかれこれ半月が経つ。


どれだけ探しても見つからないので新しいのをもらって事なきを得たのだけど、消滅するはずないよね。誰かが間違えて持って行ったなら「メンゴメンゴ2つ持って帰っちゃってたわ」といい加減言い出すはずだがそれもない。自分の制服を忘れて気まずくなった人が勝手に使ってシラを切ってるか、僕の匂いフェチ(やばいよそれ)が意図的に持ち去ったのだろう。



どんな形であれ、この世のどこかであの帽子とエプロンが新しい日々を続けているのだろうと思うと胸がキュッとなる。フェイスブックでその後を辿れなかった頃の別離のことを思う。
さよならだけが人生だったんだ。