シーラカンスと生きる

WE ARE LITTLE BARRIE

WE ARE LITTLE BARRIE

部屋で65年製のムスタングを弾きながら
かつての所持者達のことを思う。


今もどこかで生きてる人たちのその後の日々のことを
亡くなられた方々の人生の断片の名残を。


ヴィンテージという歴史の証人は楽器でありながら
過去を重く黙する。
ダイタラボッチを匂わせて語らないお爺さんみたいな存在だ。


浪漫とは伝え聞いた人次第で無限に広がる夢。



ヴィンテージ楽器オタクであり
ヴィンテージブルースを鳴らすリトルバーリーがずっと好きだ。


捉え方次第で幾らでも夢を見られる。
追憶へのひたすらな求道か、過去を織り込んだ未来への天元突破か。