僕らのタイムマシン

THE STROKES, TAKE IT OR LEAVE IT

こないだ生まれて初めてアダルトビデオを発売日に購入した

いや、違うんです
別に発売を待ち焦がれて買ったとかじゃなくて
たまたま「あーＡＶ欲しいなー」って思った
そのタイミングと発売日が重なっただけなんです

・・・いや、違うんです
別に発売を待ち焦がれて買ったとかじゃなくて
たまたま「あーＡＶ欲しいなー」って思った
そのタイミングと発売日が重なっただけなんです
（大事なことだから二回言っといた）

これは衝撃的な体験だった

リアルタイムにしか存在しない生生しさとか
現在進行形のスピード感というのは本当に存在する
「今、僕はＡＶという一本のムーブメントの渦中にいる」感が
半端じゃなかった

発売前からＡＶ女優の「今回は頑張っちゃいましたぁ☆」
みたいな撮影時のツイートや
ＡＶレーベルの「いよいよ待望の新作発売！！」みたいな
宣伝ツイートをチェックし続けてきたから
尚更だったかもしれない

今まで見てきた名作は時を超えた存在だった

そう、ＡＶはタイムマシンだった

あらゆるセックスはいつだってどんな素晴らしいものでも
あの頃のセックスでしかなかったし
どんなえげつないイマラチオも
その当時のイマラチオでしかなかった

時を超えられるという媒介の存在の素晴らしさと
映し出される不変の行為の如何わしさと
流れ続ける時の中で取り残され続ける
事実という切なさを知る

くそっ、ロックンロールリバイバルをリアルタイムで通過した時
散々思い知ったはずなのに何をやってたんだおれは

購入したＤＶＤを素直に商品紹介で載せようと思ったら
はてなにブロックされて表示されなかったので
代わりにストロークス載せておきますね

健全の中にだけ全てがあると思うなよ