一作

タアモ, たいようのいえ

たいようのいえ(1) (KC デザート)

たいようのいえ(1) (KC デザート)

両親の再婚により居場所を失った主人公、真魚は
両親を事故で失った幼馴染の基の家に転がり込む
家族愛や恋心の滲む不思議な同棲生活の話


職場の漫画家志望のコのお勧めで借りた一作


いやー・・・これもこうして借りなければ
まず手に取ることはなかっただろうなというか
正直、自分は何巻にも渡って男女がすれ違い続けるみたいな話は
かなり苦手なんですよね



ただこの作品のいいところは
特殊な境遇に置かれたお互いや、それを取り巻く人たちが
「家族」を終始求め続けて
時に迷ったり探したり・・・触れ合う中で少しづつでも感じたりしながら
そこに自分の居場所を見つけていくというところだったと思う
定義ではなく想い合うことの「家族」を



誰かと一緒に居るということの安心と幸せに
改めて気付かせてくれる一作です