一曲

WANDS, 世界が終わるまでは

SINGLES COLLECTION +6

SINGLES COLLECTION +6

数多くリリースされているワンズベストの中で
唯一作品として許せる一枚


他のベストはヴォーカリストが変わる前、後と一緒くたになっていて
ポリシーももクソもないただの金儲けのための寄せ集め作品になっている
ライナーノーツとかで散々「拘り」を口にしてきたのは何だったのかと・・・


ワンズ・・・そしてこの曲と来ると
やっぱり某アニメが思い浮かんでしまうし
どうしても懐かしいという感情は付随してくるのかもしれん


ただそれさえ飛び越えるほどこの曲は名曲だし
当時のワンズは素晴らしい


この後急速にオルタナに傾いていく上杉さん
あの頃はアルニコもソロもかっこいいと思っていたが
今聴くとどうしてもただの「オルタナ」でしかないのが気になる


バカな大衆のためのジェイポップを纏いながらも
胸にオルタナを灯しながら、終わりまでの儚い想いを唄っていたこの頃が
皮肉だがギリギリのバランスの上で
他にはないスタイルに成っていたんだなと思う