一曲

GARNET CROW, The Crack-up

parallel universe(初回限定盤)(DVD付)

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ベストを合わせてとはいえ今年3枚目のアルバムリリース
10周年に懸けるものを相当感じるが
個人的には性急過ぎたんじゃないかと思わざるを得ない



このアルバムが発売されてから現時間で1週間近くが経っていて
移動中や家でとにかく聴きこんできた


こうしてある程度音や言葉や感覚を自分の中で掴めると
優しく馴染んで来るような曲もあるんだなとは思えるけど
正直、ファーストインパクトの弱さが尋常じゃなったというか
ガーネット史上一番印象に残らないアルバムになってしまった感がある


「As the Dew」、「空に花火」はすごくいい曲だけど
ただ、これは他のアルバムにも収録されているものの再アレンジ版になっていて
実際は原曲のほうが全然良い
その他の曲は単体で聴けばそれぞれの表情が見えてくるけど
流れの中で聴くとそれぞれが打ち消しあってるというか
全体的に深みも高みもないように聴こえて来る



先ほども書いたけど、聴き込めば良さが見えてくる
ある種「スルメ盤」のような要素ってあるし、大切だと思うけど
受け止め側としてはやっぱりあのファーストインパクト・・・
耳にする以前とその後で人生が色が変わってしまうような
瞬間と感覚を求めてる部分もある


作品としては残念と言わざるを得ない
前作のSTAY〜が人生屈指の名盤だっただけに余計に