クリスタル

真っ直ぐ見つめたはずの視線は
君の中で屈折し道を反れた
透き通る水晶の向こう側で
変わり果てた未来を生きてる


正しさだけが全てじゃないはずだと
僕は死ぬまでずっと信じている
間違いも愚かさも何もかもを
幻の君がくれるから


痣のような想い出を袖で隠して
灼熱の季節に焼かれていたい


永遠の結晶の向こう側で
もう二度と笑えなくていいから