レディーA

Radiohead, Kid A

Kid a

Kid a

一千一秒のヤマモトさんがある日マンションのエレベーターで
近くの部屋に住むオバさんと一緒になったとのこと


普段会ったら会釈をするくらいで
特別な関わりもなく、普段何をしているのかも知らない相手
何の変哲もないオバさんだったのらしいのだけど


彼女のイヤホンから音漏れしている音楽がどう聴いても
レディオヘッドの「Kid A」だったらしい


衝撃的過ぎてヤマモトさんはつい
レディオヘッド聞いてらっしゃるんですか?」と話しかけ
その話でしばし盛り上がったらしいのだけど


すごいな・・・何がすごいって
まずここで話しかけるヤマモトさんのアクティブさなんだが(笑)
(ラテラリのイワイ君もメイデンのティーシャツ着た人に話しかけたって言ってたな
・・・べーシストはアクティブな人が多いのか 笑)



レディへってある種の世界への美意識を持っていたり
複雑な心象風景の中に日々の想いを巡らせてる人に好まれる音楽だと
勝手に思ってきたのだけど


日常の中の記号のような存在、それこそオバさん「A」の中にも
想像している広大さや、音だけが落ちていける深さが存在するのだと思うと
世の中の入り組み具合に気が遠くなりそうになる



全ては当たり前ではなく、そんなものではなく
平面でも直線でもない