それでも価値があるはずと いつかの僕なら言うはずさ きっと

某天才の言葉を引用、応用するなら
おれは音楽をやってる時も、やってない時も同じくらい苦しい


息を吐くように曲が書けていた時も
一千一秒に「ロックンロール」と言う曲を書いてから
約4ヶ月間何も書いてない、書く気もない現在も
同じように苦しい


流した血に問い続けて苦しいか
息を止めて遠のく意識に苦しいかのどちらかでしかない



自分にとって音楽は苦しみであり略奪であり
心身共に自傷行為を繰り返させる悪魔でしかない
おれ自身に「自分」を与えるその条件として
ひたすらとり憑き、代わりに全てを奪い去っていった
悪魔でしかない


願いが一つだけ叶うなら、間違いなく
「この契約を解除してほしい」と口にするから



出口を探してる


逃げ出せる出口か
魔界に死にゆく出口か