夜行航路

学生の頃からライブの遠征
遠距離恋愛・・・そして今回のお見舞い帰省と
やたら夜行バスに乗る機会が多くて
恐らく一般の人の一生搭乗回数くらいは軽くクリアしてるw


正直のとこやっぱり寝苦しかったり
事故が怖かったり
現地にやたら早朝に到着してしまったりと
不便だったりリスクも大きいけど
自分は嫌いじゃない


夜行特有の軽はずみさとワケアリ感の
アンダーグラウンドな感じがなんとも言えないというか
遥か同じ目的地に向かうのに
あそこまで理由もノリも違う人たちが乗り合わせるって
つくづく不思議な空間だと思う



こないだは自分の後ろの席が二人組の外国籍の方だったのだけど
搭乗時から勝手に席を移るわ
停車する度に降りようとして運転手さんに止められるわで大変だった


夜行バスってそこそこの手数の手続きを経なければ乗れないはずなのに
この人たちの現状理解のなさはなんなのかと


どう考えても他の誰かの手ほどきによって送り出され
自分たちが知ることもない場所に向かってるとしか思えなくて・・・
正直、ちょっと過酷なドラマを想像しざるを得なかった



彼らの旅路・・・いや
彼らが流れ着く夜の先に
ささやかなりとも幸ありますよう