自分は夢や目標に向かって
垂直に跳躍できる人間じゃなかったんだなと
思い知りはじめている
高みを目指すには
あまりに多くのものを捨てることが出来なかった
いろんなことを割り切れなかった
冷淡を口にしながら
痛みにも温もりにも振り返り続けていた
ストイックに全てを懸けて飛ぶプレイヤーや
割り切って描き出すアーティストとおれは
完全に違う人種だった
おれはラブソングを
ただ恋人だけに向けてしか唄えない人間だ
そしてそれでよかったと思ってる
想いを大切にするなら
愛する音楽で、誰かを愛するなら
おれはいろんなことを考えなければいけない