地方楽団

よくタクトもMCで話してるけど
おれたちメンバーは全員出身地の違う地方人だったりする


おれは愛知県
ベースの藤君は高知県
キーボードのにるは茨城県
ドラムのマコトさんは福島県
セカンドドラムのるかちゃんは山形県
コーラスのおっちゃんは埼玉県
カメラマンのあやちゃんは神奈川県


ここまでバラけると気持ちいいというか
コンプリートしていきたくなるというかw


でもこうやっておれたちが出会ったり
一緒に演ったりする確率ってどれくらいのものだったんだろうと
幾何学的なレベルで微小なそれに
今みんなで一緒に乗っかってるんだ思うと不思議だなと思う


そして遠い距離を、その音の灯りだけを頼りに旅してきたモノ同士が
会する瞬間の奇跡みたいなものは
何度合わせてもその度に感じるから


旅人にとっては音楽はエンタテイメントでもスタイルでもなく
唯一自分達を示し、守るためのプライドだから


楽団ではそれを解り合える感覚と実力の心地が良いんだ
おれが入れ込んでる理由はこれ以外の何物でもない





ただ、2日のライブではライブ前に長時間呑み過ぎて
ちょっと張り切りすぎてしまったね


そして藤君が「ヒロさんステージドリンク忘れてるよ!」って言って
登場時にワインのボトルを持ってきた時は
・・・ああ、今日はそういう日かとw


そんな酩酊モード、更にアマチュアの音響サークルによるPAの究極の不安定さも重なりながらも
あれだけの演奏をやってのけたあのメンバーはさすがだなと
メンタルがここまで状況に負けないバンドもそうないと思う


楽しかったしな




これからもレゾナンス共々、タクト楽団もよろしくお願いします