約５年ぶりに
学生時代に住んでいた名古屋に行ってきた
随分変わっていたな・・・
バイト先だったスーパーも潰れてたし
よく行ってたゲオもユニクロもカフェもペットショップも
アサダマオちゃんが常連の焼肉屋もなくなってた
時の流れと変化は暴力的ですらありますね
看板の店の名前はペンキで塗りつぶされて
そのペンキすら風化して
見っとも無く、再び世に浮き表れたその名前は
もう思い出とかセンチメンタルを超えて
痛覚に訴えてくるようだった
自分の為に世界があるわけじゃないので
都合のいい懐かしさや再会が
常に待っててくれるとは思ってないけど
おそらく、二度と元には戻らないもの
二度と会えないほどに千切れてしまったものには
悲しいと感じざるを得ないですね
世の中は効率の為に廻り続けて
全ては加速で擦り切れゆくのだから
やがてどれも失われゆくものだから
それはもう仕方がないことだと思う
おれはその隅で無言で堪えながら
でも、次々に消えてしまうそれを
全て覚えている忘れない無意味な命でいたいと思った
死ぬまで
