アイスエイジ

いつかまた氷河の時代が来て
全てが凍りついてしまうのなら
騒がしい世界も煌きになって
見蕩れたままで眠りたい


僕はずっと待ってるアイスエイジの朝を
目覚めない君と僕の今日が
この星の終わりまで続くように


疲れた足とペダルを止めて
焼け付いたココロと感情を冷やして
絶対零度の透明で向き合って
冷たい手を繋ごう


非対称な結晶が並んだままで揺れる
北風に笑われてはそっと寄り添いながら
まだ夢の中
白夜を廻る太陽のように
ささやかな温もりで生きていく


僕らずっと待ってるアイスエイジの朝を
目覚めない君と僕の今日が
この星の終わりへ
降る雪の果てへ流氷の行き先へ
いつまでも凍てついた時代へ




・・・今まさに出来たてです