ああ

ただ過ぎ行く時のことを思います

オトロエゆく体や
くすんでいくココロのことを

それでも一振りゴトに研ぎ澄まされていく音を
枯れるほど隅々まで鳴り始めるような感性を
自分を笑ってしまったことを悲しめる良心を
指先から向こう岸までまだ伸びている細い希望を


過去も今も、未来まで
全て救えるようなこの瞬間の過ごし方があるんじゃないかって

いつも思ってしまう

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