これからは芋じゃあ

Sweet Potato Pie

Sweet Potato Pie

中高生の頃にサツマイモみたいな色したジャージを芋ジャーと呼ばわりして、典型的なダサい服や色扱いしていたのに、最近の若い女の子はそれこそサツマイモみたいな色したズボンをこぞって履いてる。何だあれ。かわいいじゃないか。

アップルパイブルシット

Some Old Bullshit

Some Old Bullshit

友人が落とした財布が中身もそのまま交番に届けられていたとかで喜んでいた。よかったですね。


単純にみんながそれなりに充たされて生活できているからってのはあるのかもしれない。治安的な面も他者との何となくの信頼関係や安心感にしても。
空腹が常だったり、明日死ぬやもしれない乱れた国に生きていたら、僕だってお金を抜き取るかもしれない・・・というか、そのくらいしてでも生き延びたいと思うのかもしれないし、その極地においては間違っているのかどうかもわからない。



そんな平和と平穏の国で、店頭販売の為に店先に並べて置いたアップルパイが少し目を離した隙に5個もなくなっていた。嘘だろ。こんなに生き死にの悩みに囚われずに、他者との争いを好まない国で、なぜアップルパイの為にリスクを冒す必要がある。
充たされた自分だけに飽き足らず、リンゴに満ちたパイが欲しいのか。これがリア充か。

こだま派

マテリアル

マテリアル

1年半ぶりくらいに帰省していた。
30年近く住んでいた実家を引き払うとのことで名残を惜しみつつ残った荷物の確認をということだったのだけど、感慨深さはあったけどそれに浸るにはちょっとバタバタし過ぎて、どちらかというと立ち寄った祖母の家で鹿害を防ぐための柵を作るのが大変だったということのほうが強く記憶に残った。
夜中になると30頭くらいの群れになって山から下りてくるらしい。みんなモンハンやってる場合じゃないよ。



父親と弟と楽しく呑んだ。あんなに家族で笑って話が盛り上がったのは下手したら幼少期以来かもしれない。こういう未来をずっと望んでいたのかな。妹も一緒だったらよかったし、母親も一緒だったらもっとよかった。
自分が反抗期に荒れなかったらとか大学卒業してまともに働いたらとか、あの時家を飛び出さなかったらとか、音楽を辞めていたら・・・とかいろいろ考えたけど、何を選んでも必然に感けて今はそれだけの月日が流れての今にしかなれなかった気がする。この今を愛するしかない。
行き帰り運転してくれた弟の奥さんに感謝。



また夏に帰ります。

ペガサス

ペガサスの羽みたいに夢のように日々は過ぎる
繰り返し螺旋を降りる
本当の言葉だけを探してはまた黙って
沈黙に望みを託す


簡単に裏切った答え達と
複雑に絡まった約束のような


この世の果てに届くような風が吹いて来るそっと
背中も押せない運命に小さくジャンプする


想い出の美しさが今日をまた責め続ける
取り戻したいわけじゃないけれど
結末が終わりじゃなくて物語は続いていく
その先に君はいない


白か黒では説明できない
心残りの鮮やかな眩暈


君の町まで届くような風に巻き込まれながら
星を巡っていつかまた会えると信じてた


この世の果てに届くような風が吹いて来るそっと
背中も押せない運命に小さくジャンプする


僅かな空を飛ぶ

担当家族師

Family Song (初回限定盤)

Family Song (初回限定盤)

担当の美容師の人が「僕は交友関係を広げたりたくさん持ったりするほうじゃないので、結婚、家族っていう一つの軸みたいなものがあれば満足できるし、毎日が楽しめるんですよね」と語っていて、久しぶりに結婚論でまともなものを聞いた気がした。


僕も外向きの予定を入れまくることを充実に感じるタイプじゃなくて、自分の生活をただ生活するのが好きみたいなところがあるので共感する部分はある。かと言って結婚したいかどうかは別の話だけど。


「美容師は将来安定な仕事でもないから、僕も定年後まで働かなきゃいけないのかなって思ったりしますよ。寒い中悴む手で掃除とか交通整理するのかなハハッ」と言う彼の定年後が正にそんな感じでも、きっと幸せな日々を送れているんじゃないのかと思った。

nowhere

Nowhere

Nowhere

「独身の中年女性の前では恋愛話はし辛いよね」と若い人たちが言っていた。気遣いの方向はわかるけど、別に恋愛の全てが結婚の為のものだったり結実しないと意味をもたないものではないので、話の上くらいポップなものでもいいのにとも思った。


そんな独身女性が「あそこの旦那さんは束縛が強すぎるらしい。私だったら絶対に耐えられないわ~」と語ってきた。受け入れることや我慢もその人と一緒にいる為だったり結婚という状態を結実させる為のものならば、それも一つの愛の形なのではと思った。



みんな。僕に恋バナするな。

三白眼

DOPAMINE

DOPAMINE

コンタクトで拡大してまで黒目がちになりたがりな世の中を、三白眼フェチとして生き抜くために。


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