あの好きだった映画は今になって流行りだした 懐かしくて嬉しくてきっと寂しくもなるはずさ

Please Mr.Lostman

Please Mr.Lostman

LITTLE BUSTERS

LITTLE BUSTERS

少し前の話になるが、ピロウズのPrease Mr. Lostman、LITTLE BUSTERSの2枚のアルバムの再現ライブに行ってきた。
もはや20年近くも前の作品、自分はリアルタイムで体験していたわけじゃないけど、それでも初めて聴いた日からかなりの年月が流れている。
さわおさんが「あの頃の自分が不憫で泣けてくるよ」と笑って話せるくらい再現ライブならではの回顧からの微笑ましさと大団円感もあって、不遇の時代の作品がやっと音楽として昇華されたように思えた。



ただ、そんなあの頃の詞の孤独のそのまんま孤独感が凄いというか、時を経ても孤独、本人が笑っていても孤独として突き抜け続けるほどの言葉の威力が改めて衝撃だった。古びない、正されないし訂正なんかされるはずもない。あの頃のままそこで煌めき続ける主張もまた、一つの昇華の形なのかもしれない。



本当の共感はリアルタイムの中でしか息が出来ない。
アイスピックを握ったまま大人になってしまった少なくない誰かの為に、音楽を現在進行形にしてくれるピロウズにはずっと感謝をしている。

灯す

その光が先を照らすことが出来ないくらい小さなものでも、自分の存在を示すように灯り続けてくれるから、走り続け自家発電を続けろと自転車のライトに教えられた気がした帰り道。

Beautiful Future

Beautiful Future

Beautiful Future

鍵のトラブルで早朝出勤したものの店に入ることが出来ず、2時間も外で凍えながら待つ羽目になった。
いつかはこんな日のことも「あの時はみんなで缶コーヒーで温まったりLチキ食べたりして何だかんだ楽しかったね。朝日がきれいだったしさ!」とか語りだすのだろうか。現時点では鍵を閉じ込めた上司への怒りしか感じていないのだが・・・想い出を美しくするつもりだな。未来の自分め。



世界最高の鍵技術を持つ国はイスラエルらしくさすが聖地の国というか、護りたいという心に育まれてきた発達に、全ては人の心由来なんだなとロマンすら感じる。

ワロタピーポー

ワロタピーポー(通常盤)Type-A

ワロタピーポー(通常盤)Type-A

職場に某お笑い芸人が来店した。駅でのロケの合間に駅に隣接してるうちの店に休憩しに来たみたいだったが、テレビのままの奇抜な衣装で来店し、店内で大きなパーカーを羽織って変装するというタイミングの謎さを発揮していた。もう店のガラス越しに野次馬が群れているよ!
公人相手にスマホのカメラを嬉々として向けるほど無神経ではないとしても、特別好きでもない有名人を見ただけで得した気持ちになるくらいには一般ピーポーです。



いや、これ仮に自分の好きな芸能人が来たらどうなってしまうんだろうか。「握手してください」って言おうとして、やべ握手券持ってないやってことに気付いて、「ががが頑張ってください」とか伝えるのが関の山の律儀で謙虚で気持ち悪いオタクっぷりを発揮してしまうのだろうか。
律儀で謙虚で気持ち悪いオタクであることは既に事実だけど。

水際恋愛

星の出来事

星の出来事

タイプの人を好きになるわけじゃなくて、好きになった人がタイプみたいなこと言われがちだけど、嫌いなタイプはその属性に接触した瞬間に即死するから面白いなと思ったりする。興味を持たなくても好きになったりするけど、気になったら嫌いっていう身勝手さあるね僕ら。


言葉が汚い人が苦手で、「メシ食いたいな」とか言われた瞬間アウトなレベルなんだけど、そもそもそれは以前の日常で察知出来ることで、そんな人とご飯食べに行くシチュエーションにならないのでは。出会い系でもない限り・・・いや、出会い系こそメールの文で嗅ぎ分けられそうだ。出会い系いいぞ(多分良くない)。

悲しみを愛せるように

流行りの冗談は何一つ笑えなくて
深刻そうな話は転げるほど愉快だ
逆さまについた角が自分に刺さりながら
泣き笑いの真実を探している


古ぼけた太陽は少しずつ色褪せて
今日より明日を未来のことを切なく照らす
目を凝らしていよう移ろう先で
悲しみを愛せるように


言いたいことなんて一つも意味はなくて
伝えたいことだけ言葉になれずにいる
自分を守る殻は一度破れたら戻らない
その一歩は踏み出せないままでいい


ライトに貫かれ暴かれた夜の中で
大事なものを集め抱きしめた闇で眠る
夢が叶う世界でそれよりもっと
僕だけの答えを探して


時間のテンポとずれたリズムで
心臓は歌う


古ぼけた太陽は少しずつ色褪せて
今日より明日を未来のことを切なく照らす
伸びる影を辿り途切れた後も
悲しみを愛せるように

ハッピーバースデー100%の純度を誇示した

今が人生で一番楽しいと思えなくなったら死のっと・・・と思いながら幾年月。未だ、今が一番楽しくて生き永らえています。



12月30日、また一つ歳を重ねました。昔からの義理も幼稚なベタベタした関係からも縁遠くなっていく大人になって尚、尚更、祝ってくれる人がたくさんいることはやっぱり幸せなんだろうなと思います。ありがとうございます。



僕といえば、やっと最後のデッドラインを超えた爽快感と吹き抜けの恐怖感に常在戦場の人生を確信していているところです。死ぬまで楽しそう。