と職場の上司に言われた。
Dream to Live
そこそこマイナーなバンドが好きだったりすると情報がリアルタイムに入ってこなかったりする。SNS時代でも年中サーチしてるわけでもない。
リトル・バーリーのヴァージルの訃報を知ったのは他界してから一週間後くらいだった。驚いた。リトル・バーリーはカドガンの爆発する音楽センス中心に成るバンドではあるけど、ソリッドな3ピースのサウンドは誰かが欠けただけでもガラリと変わってしまう。キャラクターも、ストーリーも。
突然に仲間を失い本人たちも辛いであろう中、ヴァージルの家族やパートナーのプライバシーを尊重して欲しいと声明を出したカドガンは立派だと思った。
最近リトル・バーリーばかり聴いてたけど、何か見えない引き付けられたりする力とかあったのかな・・・と思ったりしたけど、そもそもリトル・バーリーは年中聴いてばっかだったわ(笑)
これからもリトル・バーリー聴いてばかりですね。
どうか安らかに。
タイムリミット今夜越えて
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幽霊として想像の未来を眺め続けていくことは観念だなと。いや、強い想いを抱えて生きていくことさえ実際観念でしかないのかもしれない。それぞれの見ている、生きていく未来は離れれば当然にズレ続けていく。在るかもしれない未来の可能性の幅広さから今という一点は熱せられ続ける。虫眼鏡みたいに。
愛する人を今、強く抱きしめたくなる一作。
関係あるのかないのかわからないけど、13月というと植田真梨恵さんのこの曲を思い出す。
想い出の永遠と存在しないカレンダーの次の頁。
植田真梨恵 カレンダーの13月 20160122 InterFM Tokyo Brillianstrips
植田真梨恵さんは本当にすばらしいシンガーソングライターだと思います。
Only Love Can Break Your Heart
職場の主婦の小学4年生の息子さんには既に彼女がいるらしい。
え?というか、よくわからないというか。小学生のくせにマセやがって!とか、小学生が付き合って何をやるんだよ!とか言いたいわけじゃなくて、それって本当に混じりけのない気持ちで付き合えてる?とういうことだけが気になる。
小学生の頃の誰かを好きな気持ちってかなり絶対的なもので、相手がその人じゃないと絶対に結実できないというか、打算で状況や環境を判断できる冷静さや能力なんて持ち合わせてなかった。
本当に好きな人と付き合えてますか?
もしくはもうその歳にして混じり気があるんですか?テレビやスマホやユーチューブに掻き混ぜられて。
自分は中学生の頃に走るのが速かったせいか謎にモテて、全く見ず知らずの女の子から告白されて勢いでOKしてしまったが、小学生の頃からずっと好きだった人への想いを断ち切れないことへの罪悪感に苛まれて翌日にやっぱり断って女子から総スカンくらった記憶がある。何だかもう自分も相手も傷つけただけの酷いエピソードではあるけど、虚栄心とか見返りとかセックスとかが判断基準に存在しない、本当の意味で正しい恋の形だったようにも思える。
愛や恋だけが君の心を壊すんだとニール・ヤング御大も歌ってた。
アイドントノウ
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何かの映画(多分『害虫』)で「夢日記をつけ続けるといつか死んでしまうんだよ」みたいなセリフを登場人物の誰か(多分、全盛期の宮崎あおい)が話していた。
いや、当たり前でしょ。何を続けていても人間いつかは死ぬでしょ・・・と思いながら、全盛期の宮崎あおいに恋してた。
それが青春であり、僕は若さの余白を貪り食っていた害虫だった。
実際に日記をつけつづけていたらいつかは死ぬ。言わばこの一ページは死に向かう為にめくられた一ページ。夢でも映画でもなく、現の話として。最高に恐怖し死ぬまで興奮する。主人公は自分自身だ。
映画の中で全盛期の宮崎あおいと設定上、一瞬のすれ違いで再会できなかったお前がおれだ。
しかしこの映画、小学生の頃の主人公(宮崎あおい)と噂になって辞めることになった先生が転職し、原発の作業員になって遠距離恋愛する話なんだが、今となってはいろいろライン超えてるな。
Black blues
さあ呪いを聞かせてその間
君と同じように世界を憎む
理想の滅亡はどこにもないから
焦げついていくままで
煙に巻かれて一緒に逃げよう
マイナスを掛け合ったプラスでは
辿り着けない悪に堕ちる
傷を舐め会えばもう戻れない
溶け合っていくままで
ブルースがもっとグルーヴを深め
燃え尽きていくままで
灰になるまで夜は終わらない
ガチ恋の果て
オタク界隈の中でガチ恋勢として有名だった知人が結婚することになった。おめでとうございます。しかしびっくりした。おめでとう。
好きだったメンバーは卒業してしまったけど、その熱く切ない恋慕は永遠に続くんじゃないのかと思っていた。もう会えず見れず・・・でも、だからこそ消えることのない炎。勝手だけど、そんな美しい心の在り様はこれから先も彼の人生をずっと温めてくれるのではないかと思っていた。
いや、それほどの想いだったからこそ結婚くらいの明確な決断と楔ではないと断ち切れなかったのかもしれない。
もう会えず見れず・・・でもだからこそ消えることのない炎。
どこかで新しい暮らしを始め結婚し母になっているであろう、今をどんな風に生きているかもわからない彼女の、当時のアイドルとしての偶像の姿に恋をし続け、自らも老い耄れたおじいさん。
夕日を背に「ガチ恋の果てはどこにあるんじゃろな」という台詞と微笑を最後に終わる映画の主演(おじいさん)をやりたいからアイカワ君早く。