かつては小熊みたいにコロコロ可愛かった後輩の女の子が言っていた。
何でもない日も記念日にしよ
火傷の痕は薄くなってもすっかり消え去るのにはかなり時間がかかるし、下手したら消えないものもある。
この火傷の痕が一生消えないものになるのだとしたら、今日という日が僕の一生に決定的な刻印を一つ残したことになる。こんな何でもないまま過ぎるはずだった1日が。
いや、全ての何でもない日は瞬間は、目に見える、見えないに関わらず刻印を残し続けてるんだろう。傷跡でも皺の一つも、成長や錯覚でも。
このブログの1エントリーでさえ。
哺乳類たち
アイドルみたいな女の子と海とか夢のことをキラキラ語る未来しか見えてない。
再びお前を生きるんだ
- 作者: 山田かまち,なだいなだ
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
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- メディア: 単行本
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と、後ろ足で砂をかけながら界隈を後にしたオタクの言うことにも一理ある。
他人がプレーするサッカーに自分の人生乗せるなよと言っていた女性議員(?)の言うことにも一理ある。
でも、他人の共感に口を出すのは人としてのデリカシーを欠いている。共感は人生の一部にも全てにも成り得るもの。
ただその論でいくと前者の言うことにも一理ある。
音楽に感動したりサッカー選手やアイドルの輝く姿を見るとその後吞んで語りたいというよりは、帰って練習したり曲を作りたいと思ってしまうくらいには僕も自分ジャンキー。
再びお前を生きろと山田かまちも言っていた。
死にぞこないの僕ら
風で全身が乾燥して干からびてミイラになっちゃったり、寝相が悪くて羽に巻き込まれて首が吹っ飛ぶところだった!危ない!
死ぬかもしれなかったことから生き延びたことを思い出すとそう簡単に死なないなと思う。
数日前から咳が止まらなさ過ぎて死にそうなんだが、おれはきっとこの風邪との戦いから生還するだろう。
休肝日
素面でしか構築できない論理と未来もある。
丁寧に過ごした今夜を明日に捧げる。