一作

赤堀雅秋, その夜の侍

映画「その夜の侍」オリジナル・サウンドトラック

最愛の妻をひき逃げされた中村は
ひき逃げ犯の木島の殺害を決意する
復讐の日まで木島の日々を追い続ける
中村が辿り着く答えとは・・・

作品が終わった瞬間、あれだけ映画館が静寂に包まれた作品は
久しぶりだったわｗ

事件や死、喪失が人生においての「宿命」としての何かというより
それぞれが「遭遇」した何かという描かれ方が
逆に現代において生々しかったように思えた

他の登場人物や、受け取り手の常識や理解さえ超越するような
中村の亡き妻に対する想いが痛く、哀しくて愛おしかった
本当の想いとは
命や人生と同化してしまうほどのものなのかもしれない

やっぱり自分は邦画の質感が好きだ
映像的な面でも、精神的な面でも