永遠

古びた星の錆びた回転
軋む音色でロンドは続く

春の脆さに花を追いかけ
切なさによく似た恋を思い出す

鍵を投げ捨て止まれない心臓のまま
とめどなく回る季節に踊ろう

夏の強気に疲れ果てては
夜に救われ続けて夢見る

永遠の切れ端で

枯れ葉舞う秋を潜り抜けたら
冬が降り積もり白に還って

繰り返す日々に色褪せてしまうよな
答えを気取ったピリオドを塗りつぶし
鍵を投げ捨て止まれない心臓のまま
とめどなく回る季節に踊ろう

永遠の切れ端の
その先へ