無欠の魂

Radiohead, Creep

Pablo Honey

Pablo Honey

自分の二つの職場の店、どちらもによく見えられるお客様で
変わった方がいる



身なりもきれいでオシャレな男性の方なのに
パンやメニュー表に向かって独りで延々とコメントしていたり
突然、拳を突き上げてガッツポーズをしたり
宙に向かって投げキッスをしたり
何も映ってないパソコンに向かってビジネスをしたり


恐らく誰にも繋がってないであろう携帯で
身振り手振りを交えながら、エア電話をしたり


その携帯には独りでガッツポーズをして写ってる
プリクラが貼ってあったり・・・


完全に不審者以外の何物でもないが
本当は心にハンデを抱える方なのかもしれないし
何か大きなショックで
精神に異常をきたしてしまった方なのかもしれないから
変な目でみたり、笑いものにしてはいけないのかもしれない



ただ、孤独なんだろうなと思う


完成してしまった孤独というものは幸せなのか
不幸なのか、自分にはわからない


孤独とは寂しいという状況の呼び名じゃない