それも含めて愛してる

スピッツ, りありてぃ

「まるで見えないダークサイドそれも含めて愛してる」


この歌詞の一言が衝撃的過ぎて
言葉フェチの自分が選ぶ、言葉オブザイヤーに王手をかけてる
(ちなみに去年の言葉オブザイヤーは、おくこ嬢の小説の中の言葉)



全てを愛してるみたいな言葉とか姿勢って
基本、ダークサイドを見て見ぬふりしてこそ成り立ってるんだが
あえて「それを含めて」と言ってることで
もうこれ究極の「愛してる」に踏み込んでるように思える


何か、急に自分が今まで呟いてきた愛の言葉が重みを失った気がしたわ
というか、ダークサイドも含めて愛してきただろうか・・・


一言にいろんなものが覆されまくってる



スピッツはほとんど散文的で言葉遊び要素の強い曲の中にも
いきなりダガーで殺してくるみたいな一言が忍んでるから注意が必要
おれはもう致命傷を負った


ダークサイドまで愛せる人間に生まれ変わってきます