俺はトカゲの王

Not to Touch the Earth

Not to Touch the Earth

  • ドアーズ
  • ロック
  • ¥200

「相談にのるよ」「悩みとかいつでも聞くから」みたいなことを言う男はまず信用できないという話で職場の女子が盛り上がっていた。




先日「タカハシさんって人の悩み相談とかまず聞かないでしょ」と言われていたおれの株が爆上がりした音が聞こえた気がした。

Piss down

名もなき嵐が来て無差別に街を打った
すぐに弾ける滴が無数に落ちる


土砂降りの雨の夜の一粒も残らない夢
触れて消える連続をいつまでも繰り返して



多くのその時には選択出来ずに
すぐに弾けるチャンスの飛沫を浴びる



ずぶ濡れの犬のように張り付いた自分纏って
やがて消える足跡をいつまでも気にしてる



土砂降りの雨の中じゃ聴こえないバラードみたいに
悲しみは行く当てなくでも僕の中を満たせない

人生という本には うしろのほうに答えが書いてあるわけじゃない

Charlie Brown

Charlie Brown

小学生が答える「将来の夢」の中でパン屋はベスト5に入っているらしい。全国の小学生が総勢何人いるかわからないが、そんな数万の若人が望む最果てで僕は毎朝パンを捏ねて焼いていることになる。すまんな。



かたや不倫問題などでイメージが悪くなったミュージシャン、アーティストは順位を下げたとか。すまんな。



聞かれて答えることが夢じゃなくて、社会や世論を参考に思うことが夢じゃなくて・・・でも、じゃあ夢ってなんなのだろうとは思う。何なのかわからないままに、追い疲れ、疲れさえを翌日に持ち越してしまう大人になって尚。




かつて憧れて追いかけていたアーティスト、ミュージシャンに音楽を師事しながら「あんなことしたいね!一緒に出来たらいいな!」みたいなことを話していると、夢って語る次元を超え、思ったり考えられる次元を超えて、生き延びた先にしか実感できないことなんじゃないのかと思ったりする。
多分それって叶う叶わないすら超えている。



ずっと漠然としたままで望んでる。続けてる。
チクチク核心に触れる。

BEAUTIFUL

BEAUTIFUL

BEAUTIFUL

どんな残忍な殺人犯にも泣けてしまう映画や音楽はあるんだろうとか、その人にも親や兄弟がいるとか嬉しい瞬間や悲しい瞬間があるのかとか、満たされているのに不平を感じてしまう人の愚痴を聞いたりだとか、自分は幸せなのか不幸なのかとか考えたりすると、パワハラ問題を起こして選挙に落選した元議員の涙に何を思っていいのかわからない。

Dream to Live

そこそこマイナーなバンドが好きだったりすると情報がリアルタイムに入ってこなかったりする。SNS時代でも年中サーチしてるわけでもない。




リトル・バーリーのヴァージルの訃報を知ったのは他界してから一週間後くらいだった。驚いた。リトル・バーリーはカドガンの爆発する音楽センス中心に成るバンドではあるけど、ソリッドな3ピースのサウンドは誰かが欠けただけでもガラリと変わってしまう。キャラクターも、ストーリーも。
突然に仲間を失い本人たちも辛いであろう中、ヴァージルの家族やパートナーのプライバシーを尊重して欲しいと声明を出したカドガンは立派だと思った。




最近リトル・バーリーばかり聴いてたけど、何か見えない引き付けられたりする力とかあったのかな・・・と思ったりしたけど、そもそもリトル・バーリーは年中聴いてばっかだったわ(笑)
これからもリトル・バーリー聴いてばかりですね。




どうか安らかに。