上杉景勝

上杉景勝長尾政景の子であり謙信の息子ではない。


謙信が生涯独身を貫いたり(カッコイイ!)
後継者を決めずに他界してしまった為、北条からやってきた同じく養子の
上杉景虎と上杉家を真っ二つに割った後継者争いをするハメになる。


戦国も強者によって最終局面を迎えようとしていた頃
君主としてのスタート地点がこれではあまりにハードモード。
景勝は不憫大名だなという印象は強い。



それでも「謙信公から受け継いだ」と、越後の地や
弱気を助け強きを挫というスタイルを背負おうと懸命な姿は
立派でもあり酷だなと思う。



「自分は義に生きるといいながら長いものに巻かれているだけだ。
思うように生きるとはこうも難しいものなのか・・・
お前はわしのようになるな。自分の義を貫け」
と、昨日の真田丸で景勝は信繁に語っていたが
その想いの伝達が後の大阪玉砕にまで繋がるのだとしたら
託すとは背負わせるとはやはり何と酷なことか。