ほんの一瞬の中 永久が宿る

立場として批判されて当然だけど
誰かを傷つけた段階で悪だけど


むしろこれは批判として書くんだけど



タイガーが「これは今まで努力してきたことのご褒美だと思った」
と話してたとき何とも言えない気持ちになった


タイガーは半端なくチャラい人だったのか
それとも半端なく寂しがり屋だったのか
後者だとしたなら
それを埋め合わせる為の果てしない努力全てを
単純に軽蔑したり
笑い飛ばせるだろうか


努力の意味とは
価値とは一体何だろう

一曲

GARNET CROW, Marionette Fantasia

Crystallize~君という光~

Crystallize~君という光~

このアルバムにして7年前か!!
名古屋のタワレコで発売日に買って
引き籠ってたアパートで独りでずっと聴いてた
・・・記憶はこんなに鮮明なのに


デヴュー時から鬼のような技術とクオリティーの高さを
持ち合わせてきたガーネットだけど
作品を重ねるごとにそれぞれの楽器、音の全てが
曲の芯にある表現すべき一つの想いに
近づいていっているのを感じる


前作でポップの王道を追及したってのもあってか
この作品では一筋縄ではいかない
独特かつ徹底されてた作り込みをされた曲が多い

Marionette Fantasiaの冬の色と香りを纏った
メロディーのワルツな揺れかたには
リエーター集団の本領すら見た気がした


音楽を勧めるのはあんまり好きじゃないんだけど
もしここを読んでガーネットに興味を持っていただけた人がいたら
最初に聴くのはこのアルバムがいいのではないかと思います


1曲のインパクトと作品を通しての世界描写
そのバランスが最も上手く取れた作品かと


実際このアルバムは相当のモノで
最後の「サイクリングイェ〜♪」って極めて微妙な一曲が入ってなかったら
人生最高アルバムになってたかもとさえ思うし・・・