泣かないで僕のマリア

T-BOLAN, マリア

夏の終わりにII

夏の終わりにII

誰かの為に真っ直ぐ書ける人が羨ましい


照れがどうとかクサを気にするとかではなくて
単純に今の恋愛感情をダイレクトに曲に書けない


これは性質の問題なのか



先日、「遠雷」という曲をかなり久しぶりに作曲して
本当はラブソングにしたかったのだけど
過去には未練は一ミクロもないし、かといって現状を曲に書けない
・・・という以前に恋愛から遠く離れてるしで
結局、それこそ性質の苦しみ頼りみたいな歌詞や曲になってしまった


音楽の為に恋をするのもどうなのかとは思うけど
自分の尊敬する作曲家は「音楽の為に悲恋をしろ」と言っていた





後に悲劇になってしまうという事実抜きで
森友さんが書いたこの曲は本当に素晴らしいけど
美しさはやはり悲しみによって守られた・・・いや
達せられたように感じる



心から信じた人はマリア
まるでそれが全てだったかのように