- 作者: ルイス・ローレンス,ジョゼ・モウリーニョ,フットメディア(西竹徹)
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/02/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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神様のように吹く風のように
何者でもない僕らは行く
スペシャルワンのモンスターさ誰もが」
所属するラテラリティの「モンスター」という曲の歌詞なんだが
この歌詞の中のスペシャルワンという言葉は
プレミアリーグ、チェルシーの監督ジョゼ・モウリーニョ監督が口にした
「自分はスペシャルワンだ」という発言からのものである。
スマップを始め、誰もがオンリーなワンになりたかった当時
自らをスペシャルと語ったモウリーニョ監督は自分にとって相当なインパクトで
今でも僕はある種の彼の信者だと思ってる。
最近、同じくプレミアリーグのリバプールの監督に就任したクロップ氏が
「私はノーマルワンだ」と前述の言葉を皮肉って話題になった。
これはもう言ったもん勝ちみたいな発言だが
個人的には「ノーマル」と語り共感を得るよりも
(いや、クロップ監督も相当優秀だと思うけど)
自分を「スペシャル」と称してしまうことで
必要以上の重責を請け負わざるを得ない生き方を選ぶ人間に強く惹かれる。
その果てに結果を出せば尚更ですよね。
そんなモウリーニョ監督だが今期はチームの不振によって
崖っぷちの立場に立たされている。
31日のリバプール戦に進退がかかると言われている中
(何という巡り合わせ・・・)
メディアに伝えたコメントがまたスペシャルだった。
「全体的な私の状況はファンタスティックだ。
明日は休日で、私にはファンタスティックな家族が居る。
毎晩よく眠れるし、明日を楽しむよ。
そして木曜は、過去15年と全く同じ日になる」