2021-02-09 毒ガスの森 死に至らない毒で頭がしびれて 生きる意味を探してしまう スリル程度では試せない命がただ 時々疼き君を思い出すよ 触れ合うことを禁じられた一人が今更 孤独に憧れて襟を立ててみても 北風も太陽も穢れた街で 残り時間の美しさが霞む目にぼやけてる 遠く離れてる君への便りはまだ 独り言のようにハウリングしてる 愛や恋の正体もわからぬまま僕ら 森の奥でその灯を探し求め もう覚めない悪夢でもまた会いたいな 互いの掌がどれだけ毒されていたとしても