愛なんて淡い夢

君という光

君という光

生まれてこの方、付き合っていた人と旅行したことがない。
旅行・・・というか遠出したことがない。
愛知にいた頃は愛知県内ででしかデートしたことないし
千葉に住んでからはせいぜい都内までしか行ったことない。
(そもそも自分個人としても修学旅行以来旅行に行ったことない)


車も持ってないし、もはや運転出来ないし
デートで奢りまくるみたいなこともしたことない。
音楽と自分の問題で過去も今も常にいっぱいいっぱいで
理想の彼氏感とか出せたこと一度もなかったなと思った。


過去にそういう理由で別れを告げられたこともあるので
そう思い返すと申し訳ないなという気持ちもあるけど
交際する前もその最中も、自分は変わらず自分でしかなかった。


助手席の君のことを歌ったり、いろんな場所に君と行ったよね系の歌詞を見ると
自分の恋愛は酷く幼稚なのかと思えてくる。
ソングのラブもどんどん概念になってくるわけだ。



「どんな風に周りに流されても僕らは変わらずにいようね
幼い愛し方でいい」という七先生の歌詞に涙してから14年。