感じあえば全てがわかるはずだった。言葉はなくても

自分が昔好きだったバンドのフロントマンが
かつてと今を語ったと・・・
何とか反省会というテレビ番組に出ていたらしい。


昔はさわやかなイメージで売っていたが
実は自分はブラックな人間で
アホみたいなことをツイートしまくって楽しんでるとのこと。



うん、バカかな。


昔のイメージを守って売り上げを守ったり
取り戻そうとすることが正しいとは思わないし
本当は性根が腐ってようと別に問題はないと思う。
でも、売れなくてそのくせツイッターばっかりやって
この手の番組を起爆剤にと考えて出演するとか
滑稽にも程がありますね。


幻滅したというより、そりゃ外注の曲のほうが売れるわと思った。


歌い手は自分の言葉とメロを歌うことに意義がある幻想を
ずっとどこか信じてきた部分があったけどそんなことなかったわ。


詞だけでも、メロだけだとしても
命を懸けて日々をそれに賭している人間にしか成し得ない事が
成功であり、時を超えて残る詞と音なのかもしれない。


僕が好きだったフロントマンは確かに歌は上手かったけど
未来で疎かになってしまう言葉と真摯さで
過去にも未来にも置き去りにされてしまった。



音楽は奇跡だ。
奇跡として未来永劫、救いと酷を齎す。