パラレルワールドの僕らまで

精神障害者施設を脱走した主人公が初恋の相手を生き返らせるために
神のお告げに従って人を殺し続ける・・・いやいや。


終盤まで暴力の綱引きが続いてかなりしんどい。
韓国でもこの手のバイオレンス痛快作が流行ってるのか。



事の顛末の回収であり昇華でもあるラストは
顛末まで一直線すぎてある意味衝撃だった。


狂信的であることも死ぬまで突き詰めれば清く
神はそこにこそ御座すのか。
寝そうになってたのに泣いた。



自身という命に与えられた最大の使命は
信じ抜くことなのかもしれない。
それが難しいから人は誰も死ぬまで惑う。