- 作者: 津村節子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2013/08/30
- メディア: Kindle版
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生死の何かを解れるわけじゃない。
命を明確な概念として捉えられるわけじゃない。
治療、副作用、延命・・・苦しみと尊厳
むしろ迷い、当人の数だけ答えがあるように思う。
結論はいつの日かの死しかなくても。
それに向き合い、立会う人にもまた
数え切れない問いと悔いを遺しながら。
おくこさんから借りた一作。
筆者の夫の闘病が基になったそれこそ徹底的に生々しい作品。
生きることに、死ぬことに何を思うのか。