- 発売日: 2013/11/26
- メディア: Amazonビデオ
- この商品を含むブログを見る
「主人公の行いが酷くて自業自得」というのが正論で
しょうもない人間が破滅していくだけの話。
家賃は払えないわ家族には見放されるわ
職場では暴れるわ・・・
世界が泣くにはハードルが高すぎる
業に苛まれる人間なんて世界に属せていない。
破滅を昇華とさえ想えるマイノリティーは。
「彼女の顔を見ると
僕を特別な場所に連れていってくれる
だけど見つめすぎると
僕は泣き崩れてしまうだろう」
と歌われるガンズのSweet Child O' Mineを背に
最後のステージに向かうラム。
そこに生きるということが
同時に他の何も選べないという生き方を思う。
この作品を今の僕のとっての1番の映画に挙げたい。