トカゲの王

学生時代、村上春樹先生の作品の影響でドアーズを聴いた時の印象は
「うーん、何だか冗長な音楽だな」でしかなかった。


それが今となっては
「全ての時間がその時の『今』だったんだな!
それを今、同じ時の経過として追体験できるなんて!!」と
惜しいと思えるくらい大切に聴き込めるからよくわからない。
自分の人生の残り時間も磨り減っちゃった影響かな!!




戦争も終わって生きるか死ぬかが生々しかった時を終え
生き続けられてしまうことをどう感じていくかと問われてた時代。


イマジネーションに生きるということが今よりもっと危険で
何もかもになりえた時代の一作。