職場の誰かが旅行のお土産で
世界中の国旗がプリントされた包み紙のチョコレートを買ってきた。
店長が「アルゼンチンの首都知ってる?」みたいに言い出したことから
なぜか首都当てクイズが始まった。
先進国は早押しクイズ状態になるのに
ちょっとマニアックになるとすぐにまごまごしてしまう。
実際、アルゼンチンさえ曖昧だった・・・ブエノスアイリスって言ってしまったからな!
アイリスはアイドルだろオタク!
なのにスリランカのスリジャヤワルダナプラコッテだけみんな覚えてる。
ナンダコレ?のような特異なものこそ気になって
印象にも記憶にも残るというのは全ての真理だよなと。
それは仕事にも味にも表現にも恋にも言える。
かといって奇を衒えばいいってもんじゃないから難しい。
甲冑を纏って演奏したり、裸で告白すればいいというわけじゃない。
その特異にいたるまでの長く複雑な過程が必要なんだろう。
そう、スリジャヤワルダナプラコッテにもその名が長くなければいけない理由が存在し
理由を育んできた過程が存在する。
長き過程ほど重いものはない。
特異であるということは異に至るまでの過程の重みこそが必要なのだ。
スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ(シンハラ語: ශ්රී ජයවර්ධනපුර කෝට්ටේ、タミル語: ஸ்ரீ ஜயவர்த்தனபுரம் கோட்டே、英語: Sri Jayawardenepura Kotte)は、スリランカの首都。名称が長いため、通常はコッテまたはコーッテ[3] (Kotte) と略される。
なんてコーッテってね。