100%でなくなる日

100% Fun

100% Fun

ギターのストラップピンのネジ穴がバカになってしまった時
穴に爪楊枝を差し込んでから一緒にネジを回すことで
隙間を埋めて固定するるという対処法がある。


こんな方法考えたやつ誰だよ・・・吞み屋帰りのオッサンかよとも思うのだが
木を木で埋めるという方法はある意味理に適っている。



・・・いや!適ってない!!


例えばギターの材質がアルダーだった場合
そこに爪楊枝が含まれることで100%のアルダーボディではなくなる。
爪楊枝の材質は確か白樺が多かったと思うから
その後のボディの材質はアルダー98%、白樺2%くらいで明記されないとおかしな話になる。


響きだって僅かながら変わってくるはずだ。



僅かな隙間や微かな欠損を他の何かで埋めるということは
100%のオリジナルでなくなるという重大な事態で
それに僕らは気付きにくい。



先日、右下の歯を銀に変えてしまった僕も
もう今までの僕じゃないのか。




・・・ぱるるかわいいなあ(通常運転)