想い出は雪だから

Blankey jet city, 水色

国境線上の蟻?THE BEST

国境線上の蟻?THE BEST

もうかれこれ2年近く一緒にラーメンを食べに行っているイワイ君。
ただ、彼が卒業して就職した為
2人で行く頻度は少し下がってしまった。


そんな中、久しぶりに2人で角ふじへ
2人とも常連なので店員とは顔見知りなのだが
「あれっ?お2人は繋がりがあったんですね〜!」と言われてしまう。
・・・去年までは毎回2人で来てたのにな。


超人気店の大勢のお客さんの顔や繋がりまで覚えているのは大変だし
店員の彼はそんな適当なところもあるから
あれだけフランクにすてきな接客が出来てるんだとも思う。


でも、やっぱり寂しいよね。


誰かにとって大切だったり愛おしいものは
誰かにとってはどうでもよかったり、通り過ぎるだけの些細な事だったりもする。
記憶なんて尚更。


でも、きっと何年経って何が変わっても
きっと一緒にラーメンに行っている・・・いや、行けなくなっても
「あの頃はよく行ってましたよねー!CD買いまくって楽しかった!」と
イワイ君とはずっと同じ思い出を、同じ美味しさや楽しさを
継続する熱のようにして
同じく抱えていける気がしている。



全ては不確かだ。だから形のない明確なものこそ
僕は一番信じられる。