愛の存在

AKB48, 愛の存在

あの切り付け事件の時、高橋みなみさんが
「メンバーの思いを舐めないでほしい」と口にしたこと
切り付けられた入山さんが
「私は絶対に負けたくない」と言葉にしたこと


これは大勢の人が参加するイベントの安全性の問題や
事件が起こった事実の前ではかなり的外れな意見だと言われていたけど
自分は、この人たちはそもそも前提が違うんだろうと思った


安全どうこう語る以前のレベルで、命を懸けてるというか
もう命を懸けてでもやらないといけないくらい
諦めたり犠牲にしてきたことがあるんだろう


実際、女の子にとって青春と呼ばれる時期を捧げることは
その人生の大切な部分を決定的に喪失すること



信じるという力の大きさは、望んだり欲したりする気持ちの量より
その道程で失ってきたもの多さに比例する



ドキュメンタリー映画のエンディングテーマにもなっているこの曲


もっと感動的にも情緒深くも終わらせることが出来た所に
強さを示すという終わり方に愛とは何かを考える