オルタナティヴであるということ

エレファントカシマシ, 悲しみの果て

ココロに花を

ココロに花を

その体勢では息が続かないように


独特な姿勢には、特別な意識には
まるで制限時間があるように感じる
歳を重ねるほどに身体の節々が重くなり
取り入れられる酸素が薄くなり続けるかのように



数年ぶりにフェイスブックで再会した
かつて密かに惹か・・・いや、憧れていた人が
あの頃と同じ、垂直なほどの感性と美貌
自意識の強さを保ったままだったことに
正直、動揺すらした


「人生ってそういうモンだよ」みたいに割り切ったり
社会とかいう強制力で均されたり
みんな、歳をとってそれらしく
諦めていくものじゃなかったのかよ・・・



僕はどこか、他人のそんな在り来たりを引き合いに出して
変わらない自分だけを
特別だと認識してきたのかもしれない


自分にとってのオルタナティヴがその程度だったことに
気付かないふりしてる