特別のままで

伊藤たかみ, 17歳のヒット・パレード(B面)

「若さ故」をイコール青臭さに貶めたのはクワトロ・バジーナだが
現実問題として、青春に輝きというものは存在するのだろうし
若さ故だからこそ過ちも少年法である程度赦される
(微妙な発言だな・・・)



持て余した体力と、余白を駆け抜ける想像
刹那という眩しさが観念を埋め尽くしていく
セックス・ドラッグ・ロックンロールの現代版のようなこの作品


おくこさんから貸してもらった一冊



退廃的というには憧れはバカバカしくて
儚さは追い詰められて明らかになっていく
今となっては幻想のように語られるロックは
そのような生き方は
本当は転げ落ちるような人生だったのかもしれないと思う


若いという、特別のままで