森絵都, 永遠の出口
- 作者: 森絵都
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/02/17
- メディア: 文庫
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言葉にも音にも作品に成り得ない
森先生は世の中の多くの人が青春と口にする時期を
青だけに留まらないもっと多彩の春として・・・
単色ではなく、淡色として見えて感じていたのだなと思う
最初、森先生の小さな頃の自伝だと勘違いして読んでたくらい(笑)
生々しく、その年頃ならではの視点と
感じてきた真実に基いてる域の感情で作品が息づいてる
あの頃、解り得なかったことは
今でも自力では解り得ない
ずっと感じてしまっていた誰かの言葉で音楽で
やっとそれを知る
本当に切なくてどうしようもなかったことを
その分、乗り越えた先の永遠のような未来が存在したことを